個人的に、見ているだけで勇気の湧いてくるスピーチ3選です。
特に最後のスピーチは見るたびに心の震える思いがします。
言葉の力って、すごい。
『貪欲であれ 愚かであれ』 ~by スティーブ・ジョブズ
こちらは有名なスピーチですよね。説明不要かと思います。
2005年6月、Apple創業者Steve Jobsがスタンフォード大卒業生へ送った3つのストーリー。
苦境に陥った時、このスピーチを見ると勇気が湧いてきます。
『自由のために戦おう』 ~映画『独裁者』より
チャップリンが監督・製作・脚本・主演を務めたこの映画。
自身初のトーキー作品であることでも有名です。
レビュー記事ではないので詳細は省きますが、チャップリンが演じるのは、ヒトラーのオマージュである皇帝ヒンケル。
ですが、当作品はヒトラーの独裁政治・ファシズムを批判するものです。
『誰かを支配したり征服することには興味がないんだ』
『我々が必要としているのは機械ではなく人間性。賢さではなく優しさと思いやりなのだ』
そして、兵士たちにこう呼びかけるのです。
『Fight for liberty!(自由のために戦おう)』
『尊厳と敬意をもって他人を扱えないのであれば出ていけ』 ~by 米空軍士官学校の校長
アメリカ空軍士官学校校内の掲示板に、特定の人種を貶める書き込みがされました。
日本人の感覚からすればピンとこない方もいるかもしれませんが、舞台は人種の坩堝であるアメリカ。
校長は5,500人を超える生徒や教員、スタッフを一堂に集め、話を始めます。
『君たちは激しく怒らなくてはならない。軍人としてではなく、人間として』
『このような不快な言葉や考えに対する、あるべき反応は唯一つ。よりよい考えを持つことだ』
『多様性の力が、我々を強くする』
『誰ひとりとして、我々から、我々の価値観を奪えない』
そして『今日、一番大事なことは…』
『If you can treat someone with dignity and respect,then get out.(もし尊厳と敬意をもって他人を扱えないのであれば出ていけ)』
最後に
僕自身、大勢の前で話をするのはそう得意では有りません。
だからこそ、言葉で人の心を動かすことのできる人のことを尊敬します。
多くの人は小手先だけのテクニックに溺れがちですが、人の心は心でしか動かせないと思っています。
豊かな心や価値観を、度胸や勇気を媒体として他人に伝えることのできる人への憧れを、僕は隠すことができません。
***編集後記***
会計事務所、1番の繁忙期はもちろん2-3月の確定申告期。
2番めは年末の年末調整期。
3番めは、3月決算の多い5月か、源泉の納特や社会保険の手続きのある6月末。
そんな3番めに忙しい時期に体調を崩し死んでました。
溜まりに溜まった仕事ですが、なんとか片付きました。
こういう時は特に、自己管理の重要性を痛感しますね。