事務所予定地に駐車場が併設されていないため、別途他で借りる必要があります。
当初予定していたのは最近隣の機械式駐車場でしたが、先日の台風を受け考え直すことにしました。
ひとり仕事では基本的にすべてのトラブル対応を自分自身で行う必要があります。想定しうる『もしも』リスクは極力排除していきたいところです。
機械式駐車場のメリット
街を歩いているとよく見かけるいわゆる青空駐車場は『平置き駐車場』『自走式駐車場』などと呼ばれます。
一方の『機械式(立体)駐車場』というのは地下に設置されるもの、ビルなどの建物内に設置されるもの、構築物として設置されるものなどいくつか種類がありますが、車を収納する手段として機械装置を用いるタイプの駐車場です。
平置きのものと比較すると以下のようなメリットがあります。
いたずら・盗難防止
機械式の場合、入庫すると車は基本的には人の手の届かない(届きにくい)場所に格納されます。
私の実家の車も先日夜中に窓ガラスをバッカーンとやられましたが、機械式駐車場ですとそのような人為的トラブルの可能性はぐっと減ります。
当然盗難リスクからも愛車を守ります。
特に盗難被害が絶えない車種(ランクルやハイエースなど)の場合、自宅から離れた青空駐車場にノーガードで置いておくというのはいささか不安でしょうから、サイズさえ許せば機械式を選択するという対応も有効だと思います。
車の日焼け劣化防止
塗装ももちろんですが、『目から歳をとる』というのは人も車も同じです。
長期間紫外線にさらされている車はまずヘッドライトが黄ばんできます。
最近ではヘッドライト用の研磨剤等も販売されていますが、車の劣化を避ける一番の方法はなにより紫外線から遠ざけることです。
機械式の場合、基本は屋内もしくはそれに準じた場所に格納されるため、その点の心配も減るでしょう。
平置きと比べ安価
機会式駐車場は平置きと比べ土地一区画あたりに置ける台数がぐっと増えますので、必然的にお家賃の方も安価になる傾向にあります。
機械式駐車場のデメリット
一方デメリットもあります。
車高・車幅などに制限
大きな車は入りません。
場所によってはその基準はかなりシビアで、車幅のある外車等だとけっこうはじかれます。
上記したランクルやハイエースなども一般的な機械式駐車場ですと入らないケースも多いのではないでしょうか。
私の場合は賃貸ですし借りる駐車場を選べばよい話ですが、例えばマンションを買うまたは車を買うといったような状況になると、車と駐車場の条件関係によってはそれぞれの買う買わないの選択にも影響を与えることもあるかもしれません。
入庫・出庫に時間がかかる
入庫ボタンまたは出庫ボタンを押すと機械が稼働し、車の運搬を始めます。
気軽にさっと車に乗り込める平置きと比べ、毎度のひと手間と待ち時間がかかります。
利用が人とかぶってしまうとなおさらで、多忙な朝の通勤時などにはストレスと感じてしまうかもしれません。
荷物の出し入れが面倒
したがって荷物の出し入れについても少し面倒に感じることもあるかもしれません。
後ろで次の車が待っている場合などはせかされているように感じることもあるでしょう。
車の掃除やメンテナンスなども平置きの手軽さと比べるとやや面倒です。
故障・メンテナンス・停電等の際に車を動かせない
個人的に最も懸念しているデメリットがこちらです。
先日の台風での大停電の際、家のエアコンが効かないため一晩中車内で過ごした方もいらっしゃると聞きました。真夏や真冬に想定されるシーンです。
大きな地震が起きれば車で逃げたいシーンも想定されます。
どうしても外すことができない仕事がメンテナンスと重なってしまうかもしれません。
いちサラリーマンの身でしたらもおそらくここまで考えなかったかもしれませんが、想定しうる『もしも』のリスクに対して事前に手を打つということが、ひとり仕事をする人にとっては大事なのではと思っています。
まとめ
私の場合当初は近さやコストを考え機械式にしようと思っていたのですが、平置きにすることにしました。
災害等のリスク回避も当然ですが、ドライブが好きなのでいつでもさっと車に乗り込める気軽さも魅力です。
ただ当事務所近隣の場合ですと月額で3割から5割ほど変わってくるので、コストとの相談にもなるかと思います。各々の状況や条件で選択していただければと思います。
***編集後記***
事務所予定地、今度は下水管の故障で引き渡しが遅れるそうです…。
どうせならトラブルも楽しんでしまえという気持ちになっています(笑)。
話は変わりますが、昨夜DAZNで千葉ロッテ 福浦選手の引退セレモニーをみました。
2001年の首位打者獲得や2000本安打達成など偉大な成績を残した福浦選手ですが、式中いろいろな方が動画コメントを送る中共通していたのは彼の人柄に対する賛辞です。
きっと今後はコーチという立場から第2、第3の『ふくちゃん』を育ててくれることでしょう。
26年間本当にお疲れさまでした。THANK9!!