今や日本中どこのお店で買い物をしてもポイントカードの提示を求められるのが普通になりました。
大手ではポイントカードのないお店を思い出すほうが難しいほどです。
スマホのポイントアプリがだいぶ普及してきましたが、それでも財布の中はポイントカードでいっぱいという方も多いのではないでしょうか。
ちなみに僕の財布の中身をのぞいてみると…
そごうミレニアムカード
Tポイントカード
HUB
ユナイテッドアローズ
B’2nd
大江戸温泉物語
あたりのポイントカードが入っていました。
大江戸温泉物語には軽く2年は行っていません(笑)
車の中にはこれらとはまた別にたくさんのカードが積んであります。
ヨドバシカメラ、ケーズデンキ、イエローハット、美容室…。
企業側はいったいなぜポイントカードを導入し、これほどまでに客に持たせたがるのでしょうか。
当然システム構築からの導入コストも相当にかかるはずです。
メリットとして以下のようなものが挙げられます。
顧客満足度アップ
ポイントが貯まる、ポイントを使う、いずれの行為も客の満足度を上げます。
また、購入情報の蓄積からそれぞれのお客さんに合った接客サービスを行うことが可能になります。
顧客の囲い込みが可能になる
いわば競合他社との差別化で、お店にとっては最大のメリットとなります。
同じ価格ならポイントが貯まる方で優先的に買い物しようとなるはずです。
「ポイントカードあるから〇〇行こう」となった経験は誰しもあるでしょう。
客単価が上がる
「本日ポイント〇倍」や「~円以上のお買い上げでポイント〇倍」などとキャンペーンをうつことで客の購買意欲を煽ります。
貯まったポイントを利用した「ついで買い」も大いに見込めるはずです。僕も経験あります。
また、既存客の固定化により競合他社との過度な価格競争を避けられるといった側面もあるでしょう。
市場調査機能・顧客情報の収集
お得意さんの把握及びそのお得意さんがいつどこで何を買ったかを把握し分析することでマーケティングに活かすことができます。
蓄積されたそれらの情報はビッグデータと呼ばれ、いまや集客だけでなく経営そのものの効率化にも資する大変価値あるデータ群となっています。
販促業務の効率化
収集した顧客情報を分析・活用し、DMやメールマガジンの配信等のプロモーションをピンポイントでかけることができるようになります。
特定の人に特定の商品のクーポンを発行するなど高度なターゲティングが可能となり、マーケティングやプロモーションに費やす手間やコストを最小化できます。
企業はこれらのメリットを見込んだうえで、カードの原価やシステム構築費用その他決して小さくないコストを十分ペイできると判断しカードを発行しています。
個人的にはこれ以上財布をお金以外のもので膨らませたくないので(笑)Tポイントカードのようないろいろなお店で使える汎用性のあるカードがもう少し増えてくれたら嬉しいのですが。
ただ今後はキャッシュレス決済の普及とあわせてこの辺の仕組みもいくらか変化してくるのではないでしょうか。
ちなみに~Pay、まだ使ったことないです。もしかして時代遅れですか(笑)?
***編集後記***
今日は免許更新に行ってきました。
なぜ免許センターって空調きかせてないんでしょう。千葉だけですか?
5年前の自分の顔と今の自分の顔とを並べてみたのですが、悲しいぐらい何も変わってませんでした。