あなたの近くにいませんか?
「心配してるから言ってるんだ」
「大変だからやめておけ」
独立開業をするにあたって、どうしても遭遇は避けられないであろうと思っていた無責任な大変だからやめとけおじさん(もしくはおばさん)。
そういう人に限ってたいてい自分のことをよく知りません。自分の覚悟を知りません。
心の準備はしていますし、当然その程度では揺るがない強い気持ちをもって決断をしているのですが、それでもやはり気分はよくないですし身構えはします。
しかし不思議と(?)今のところ、僕はまだひとりとして出会っていません。
昨日も、自分にこの仕事の基礎を教えてくれた自分にとって最初の会計事務所へあいさつに行ってきたのですが、所長をはじめ元同僚たちに開業の旨を伝えると、おめでとう!がんばって!と頭をポコポコされながらあつい激励を受けてきました。おかげで少々二日酔いです。
一緒に働いた仲間たちですと、僕がどれぐらいできるかを知っています。当然何が足りないかも知っています。人間性や仕事に対するスタンスも知っています。そのうえで背中を押し応援してくれるのは、なんだか少し自分を認めてもらえているように思え嬉しい気持ちになります。
あるいは、両親や友人たち。彼ら彼女らはただ単純に、僕の成功や幸福を願いいつだって背中を押してくれます。もちろん無謀な時は無謀だと伝えてくれるでしょう。
僕の周りにいる人たちは素直に人を応援することができる人たちが多いです。もちろんそういう人たちを意図して選んだつもりはありません。
人の幸せを願える人。人の思いや覚悟をくみとることのできる人。みな優しく余裕があり、また自分も苦労をしてきた人たちです。
「お前のことを心配してるから言ってるんだ」を盾に「大変だからやめとけ」の剣で人を背中からひと刺しするような人は、幸いながら、僕の周りにはあまりいないようです。
日々支えられ、助けられ、勇気をもらいます。
がんばらないといけませんね。
タイトルからはあまり想像できないこのオチ具合。お粗末様でした。
みなさま、よい週末を。